(咳)喘息もちには信じられないこと

少し注意喚起も込めて記事を作成しました。

 

咳喘息もちとして、なぜ世間の方々はこんなにも信じてしまうのだろうと思うことがあります。

それは、、、、

 

空間除菌!!

および

除菌剤を部屋に噴霧すること!!

 

新型コロナウイルスの流行期、上記の商品がたくさん売り出され、職場の同僚や子供の通っている保育園で(一時的に)使われていたりしていました。

 

咳喘息持ちとしてはそれが全く理解できなかったです!

 

なぜそんなに気楽に薬剤を吸うことを楽観視しているのか?

 

 

そもそも、ウイルスを減らすってすごいことなんです。だって、アルコールですら濃度約70%を越えないと効果は薄いです。

締め切った部屋にアルコールスプレーを大量に吹きかけて過ごしてみてください。酔っ払う人や、気持ち悪くなる人が出ると思いません?

アルコールよりも低い濃度で除去できる物質があるとします。逆に言うと、その物質はそれだけウイルスに対して強毒ということです。

ウイルスに対して毒だけど、人体に対して毒ではない、そんな都合のいい物質があると思いますか?

 

さらに、皮膚に触れて大丈夫なら、吸い込んでも大丈夫となんで考えられるのでしょうか?

(皮膚のバリア機能は非常に強いです。食物アレルギーのように、触れても大丈夫だけど、食べると症状が出るなんてこともあります。)

 

咳喘息もちとしては、変なものを吸って喘息発作が出ないか、呼吸器が悪化しないか日頃から気をつけています。

 

空間除菌や、最近では加湿器に除菌剤を入れ、加湿しつつ除菌もできるような製品も販売されているようです。

その製品は、本当に吸って人体に影響はないのでしょうか?

企業は営利目的で商品を販売しています。

商品の悪いことなんて書きません。(書いててもサラッと、小さく書いてあることがほとんどです。)

 

きちんと、その成分はどんなもので、吸い込んでも大丈夫なものなのか、消費者庁や論文を確認してから使用するのをおすすめします。

特に呼吸器疾患を持つ方や、呼吸器がまだ成熟していない小さなお子様がいる方は気をつけてください。

科学的根拠に基づいて、使用するものは選択してください。