スタバで思ったこと

先日、久しぶりにスタバでコーヒーを飲みました。
その時の事を書きつづります。



入店し、注文しようとすると、店員さんが待ってくださいという具合に手を前に出してきた。
おっと、気が早かったか…と一歩下がると、店員さんは左胸に手を添える。

どうやら、耳が聞こえにくいそうだ。
それでもいいですか?と伝えたいような表情だった。

このパターンは初めてだった自分。
どうしようかな…と一瞬迷うが、注文をお願いしようと前に出る。

指差しとジェスチャーで注文をしていく。
思ったよりスムーズにできた。
会計を終わらせると、店員さんがニッコリと笑う。

その笑顔が、本当に輝いているのではと思うくらい素敵で、もうこの笑顔を見られただけで、注文したコーヒーの味が10割増しで美味しくなった。
こんなにも素敵な笑顔の人がいるんだな…と、気持ちが高揚した。



偏見かもしれませんが、こういった方はコーヒーを入れる方に配置されている気がします。
しかし、スタバではそういった偏見をせずに採用する企業なんだなと、とても好感が上がりました。

それと同時に、注文時にビビってしまった自分が恥ずかしくもあり、激しく反省させられました。
初めての経験とはいえ、ビビリな性格とはいえ、動揺してしまったのは自分の器・心が浅はかだったと考えさせられました。

この日の出来事は、自分を見返すいい機会になりました。またいつか、あのお店で、あの店員さんに注文受けてもらいたいなと思いました。

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*ちょっと補足
耳が聞こえにくいですが、自分の接客でもいいですか?という店員さんの表情は少し気にかかりました。
本来は、そのような確認が不要な仕組みを作ることも企業がしなくてはならないことだと思います。
店員さんが目が見えなくても、耳が聞こえなくても、車椅子で接客や配膳をしていても、それが当たり前でサービスをする側も受ける側どちらもが特に気にせずとも、統一されたサービスを受けられるのが理想なのではないでしょうか?
現場に投げるのではなく、誰がやってもスムーズに接客や仕事ができるよう、企業も努力してほしいものです。